カーペット絨毯の日常的な掃除方法と頻度｜カーペット絨毯の手入れ

カーペットや絨毯の軟らかい足触りの良さ、暖かさ、転んでも怪我をしない点、カラフルなデザイン性などその魅力は沢山あります。

しかし、カーペットや絨毯の掃除は表面にさっと掃除機をかけるだけでは中に入り込んだゴミがきれいになりません。

また、これらの敷き物はダニやカビの温床とも言われますが、逆に空中にハウスダストが飛び回るのを毛足でからめとってくれるという性質もあります。そしてウール製品であればシックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒドを吸着してくれます。

そのため、絨毯やカーペットの表面や毛足の中に汚れが入り込んでいます。

その潜んでいるハウスダストや砂埃、食べこぼし、衣類の綿ぼこりなどあらゆる汚れをきれいにしなければなりません。

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毛足の短いカーペットや絨毯は２～３日おきに掃除機を丁寧にかけて髪の毛、綿ぼこり、砂埃、花粉などをきれいにします。

掃除機はがむしゃらにゴシゴシかけるのではなく、軽くヘッドを当ててゆっくり往復させて、吸い込む風の流れを止めないようにかけます。

掃除機以外にもコロコロやガムテープでホコリや汚れをくっつけて取る仕方も、効果的です。

毛足の長い絨毯の掃除方法は少し大変です。
まず掃除機の回転ブラシがあればそれを使用します。

回転ブラシがない場合は能率が悪いですが、すきまのノズルを細かく左右に動かし、毛足を起こしながら吸うようにします。

ホースを短くして吸う方がよくとれます。
通常の掃除機を使う場合はまず、硬めのヘアブラシやたわしでゴミを掻き出します。

毛足の流れと逆方向に、次に毛足の流れに沿ってかき出すようにブラッシングします。
その後、丁寧に掃除機をかけます。

カーペット類は月に一度程度、お湯で硬く絞った雑巾で拭きます。晴れて乾燥した日に風通しを良くして行います。

まず毛足に添って汚れを擦り出すように拭き、次に毛並みに逆らってもう一度拭き、仕上げに空拭きします。

このお湯拭きによって、いつもさっぱり、肌触りのいい状態が保てます。

取り外せるカーペットや絨毯であれば。
月一度程度、裏返して外に干して、取り込む時に布団タタキで叩いて、掃除機をかけるとカビやダニ対策になります。

年に１度は、出費ですがプロのクリーニングを頼みましょう。

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